下町よいとこ(2)
トモンド・K
いやあ、9月に入ったというのに、暑い。毎日暑い。どうなっちゃってんの?と思うほど暑い。
それでも週末にはめげずに「下町散策」を継続中。 ペットボトル片手に1~2時間程歩き回っている。
比較的涼しい午前中に家を出るのだが、日の射す場所を歩くとたちまち汗だくになる。Tシャツ&短パン、首にはタオルという出で立ちで、 散歩というよりスポーツをしている気分。 まあせっかくだから、運動不足解消も兼ねてしまおう。いっぱい汗かいて水飲んでまた汗かいて、デトックス効果もバッチリ期待できるではないか。
ならばスポーティブにさくさく歩けるコースを、ということでよく足を向けるのが、隅田川沿いの遊歩道。きらめく川面を眺めながらのウォーキングが、 とっても気持ちいいのだ。
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東日本橋の裏通りをくねくね歩き、両国橋の西詰めに出る。橋の横にある階段から川べりの「隅田川テラス」に降り、東京湾に向かって南下していく。
ところどころで立ち止まっては、風景を楽しむ。川を行き交う屋形船や遊覧船、過ぎゆく白い雲、時折川面を跳ねる魚の姿。ああ 心が和む・・・。
日を追うごとに空に向かって伸びて行く建設中の東京スカイツリーも、きれいに見渡すことができる。
美しい橋の数々にも、心が惹かれる。
両国橋から下流に向かい、首都高6・7号線の下をくぐると、最初に見えるのはモダンでおしゃれなデザインの新大橋。 その先のゆるやかなカーブを過ぎると、エレガントな装いの清洲橋が姿を現す。そこから更に進み、首都高9号線と2段重ねになった隅田川大橋を越えると、 今度は男性的なイメージで知られる永代橋だ。
それぞれの橋に個性と趣がある。どれも魅力的で、遠くから見ていて「よしあの橋まで歩こう」という気になる。到達するとすぐ次の橋が見えてきて、 ああやっぱりあの橋まで行こう、ああもうひとつ先までと、歩き続けてしまう。記念碑や案内板に記された橋にまつわる歴史や由来を読んでみると、 これがまたとても興味深く、「ほ~。はあ。なるほど。ええ?そうだったんだあ」などと思わずひとり呟いてしまったりもする。
下町散策で、橋はとても面白いテーマのひとつになりそう。ひとつひとつの橋について、じっくり勉強してみたくなった。 これからはさらに下流にある中央大橋、佃大橋、そして河口にかかる勝鬨橋まで、行くぞ、見るぞ、渡るぞ~、という気になっている。
更新:2019年2月13日
(別のブログサイトに掲載していた記事に修正を加えたものです)
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